取引業者について(2)
信託分離
業者で登録されているから大丈夫かと言うと、そうでもありません。いろいろと情報を集めて、比較検討してみることも必要です。
業者選びの中でも大切なのが、信用リスクです。いくら自己資本規制比率や最低資本金などの条件を満たしているといっても、銀行に比べれば財務上良くない業者が少なくありません。財務情報などのIR情報が公開されているかどうかをチェックしておきましょう。
また、業者が信託分離を行っているかどうかということもポイントです。これは、顧客から預かった資金を信託銀行に分離して保管することによって、一般の債権・債務から切り離します。こうすることで、業者が破綻したとしても、預けた分は顧客に戻ってきます。ただ、コストがかかるので採用してない業者もいますから、その辺も確認しておきましょう。
業者の扱う商品もよく見ておきましょう。手数料は安いにこしたことはありませんが、為替情報や会社としての安定性などの付加価値があれば、少々高い手数料を払ってもいいと思います。中長期的なポジションの維持を考えているなら、スワップポイントについても確認しておく必要があります。
そして、システムが使いやすいものかどうかも業者選びにおいて、大事なことです。シンプルで分かりやすく、自分に合った取引システムを選択しましょう。バーチャルFXやデモトレードといった、仮想世界で取引することができるものを扱っている業者も多いので、それをひとつの選択基準にするのもいいでしょう。